右半身麻痺の回復が進むにしたがって、自分でできることも少しずつ増えてきた。
入浴についてもリハビリ病院への転院当初はムキムキニキに介助をいただいていたが、いよいよ一人での入浴に移行するタイミングが近づく。
※ムキムキニキについては以下ご参照ください。
tsureduregusa2023.hatenablog.com
独り入浴への移行にあたり万一の事故を防ぐため、練習と審査が行われる。この日は作業療法の時間を使い入浴練習が行われた。
「リハビリ室の突き当りまで移動してください。」
作業療法担当のパーマニキに従って移動する。
初めて足を踏み入れる巨大リハビリ室の最奥には、入浴練習用の装置が鎮座していた。
オージー技研(株) 浴室ユニット UC-330
練習用の装置なのでお湯が張られているわけではない。浴槽のまたぎ方など入浴時の身体の動かし方を練習する目的の装置である。
実際に浴槽に入りシミュレーションしてみる。
上記画像の通り、これでもかというくらい手すりがついているため、手が回復してきた現在であればそれほど苦にならず浴槽に出入りできる。
パーマニキから無事審査合格の判定をいただき、今後は一人で毎日入浴が可能となった。
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次の日からいよいよ一人での入浴が始まった。
これまでの週2回に制限され看護師さんの手を借りた入浴から解放され、人としての権利を勝ち得た喜びから思わず口ずさむ。
「♪人権は~大事~、ニコラスは、ケイジ。」
今後は気兼ねなくリラックスした入浴時間を楽しめそうである。
次回、「♪銭形は、ヘイジ。」ぜってえ読んでくれよな!
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