現在入院中のリハビリ病院では、「理学」「作業」「言語」の3カテゴリーにそれぞれ担当の療法士の先生が設定されており、基本的に担当の先生に多めにリハビリに入っていただける。シフトの都合ですべてのコマに入っていただけるわけではないため、そこは他の様々な先生でカバーする。
ここ最近の作業療法には、担当外の「おしゃべりニキ」という先生に入っていただくことが多い。
「右脚が重く感じるのは、骨盤が上がってないからなんですね。その原因はここの筋肉に力が入っていないからなんですよ。」
おしゃべりニキは、この病院の作業療法士の中でも比較的ベテランのようで、その言動にも作業療法の神髄に近いものを感じる。
「逆にこの奥の筋肉には負担がかかって、凝り固まってしまっています。」
「・・うぅ、ぐあぁーー!!」
自分でも触ったことがないような、右すねの骨の裏にある筋肉をほぐされると激痛が走る。
「おなじ筋肉でも左脚は痛くないでしょ?」
(・・・確かに痛くないが、明らかに力のかけ方が違いませんか・・?)
おしゃべりニキはガタイも大きいため力がある。その力任せに筋肉をほぐしていただけるので効くのだが痛い。
「肋骨の裏の横隔膜が下がってきてるんですよ。」
そういいながら肋骨の下に手刀をめりこませる。
「ゴフッ・・おおぉ・・」
(これは・・北斗神拳を医療に応用する、トキのやり口やないかい・・・)
「この右脚の不調が、こことここに繋がって、肩こりの原因になっているんです。」
(ウソぉ・・?)
「では今から徹底的にこわばりをほぐしていきますね!」
「これまでも十分徹底的で・・ぎゃあああ!!!!」
トキではない、アミバだった。
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