2025年1月14日
またしても予定表にない時間に、理学療法担当の眼光ニキが病室にやってきた。
「今から20分ほど時間をもらえますか。」
患者ごとに理学療法、作業療法、言語聴覚の担当療法士が1名ずつ割り振られる。リハビリの時間を通じて患者と接する時間が長いため、各担当分野では医師よりも強い決定権を持っている。療法士が判断し、医師が承認するイメージ。
先日のテスト以来、眼光ニキは退院後に装着させる装具の種類を迷っているようだ。
マイ装具をつけた状態での退院を目指すとなると、退院の1週間以上前には注文をしなければならない。2月の中旬退院と仮定すると、1月中には装具の種類を決定することが必要だ。
下肢装具には重症度によっていくつかの種類がある。代表的なところで以下の4つ。




正式名称を何度聞いても覚えられないので、重症度の高いほうから「フォレスト・ガンプ」「ガンプ」「ンプ」「プ」と勝手に呼んでいる。
難しいのは回復の具合を予測しながら適切な種類の装具を選ぶ必要があること。僕の最近の回復スピードが想定よりも早いため、眼光ニキは追加テストで検討したいようだ。
「吉田さんの脳の画像を見ると、右脚の膝から下の回復が遅いはずなんですよ。」
おそらく救急病院で撮影したMRI画像を見られているのであろう。なんだか裸を見られるより恥ずかしい。
「ガンプにするかンプにするか、、はたまたプでよいか、、、」
介護?保険で購入できるのが1種類で、再度購入可能なのが2年後らしいため、ベストな種類を迷うとのこと。1月下旬までの回復具合で最終判断が下される。
20分間の追加テストを行った結果、1月中の回復の可能性を探るため、装具なし+杖の状態で病院内はOKということになった。
いざ装具なしでの歩行をしようとすると、なんとも心もとない。転倒しないようにかなり気を使いながら歩く必要がある。そのせいか、ふとしたきっかけで右脚に力が入りすぎ、ぎこちない歩きになってしまう。
後日、他の患者をリハビリしながらの遠方からの眼光ニキの視線を感じたときはガッチガチな歩きになってしまい、「ピアノ発表会の時の子供か!」とセルフで突っ込んだ。
やはり右脳優位なため、例えずにはおられない。
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