検査が終わると救急病棟から一般病棟に移された。医者の方針によると、この病院で2週間ほど静養したのちリハビリ病院に転院とのこと。
機能停止した脳細胞は生き返らないので、リハビリを通じて周囲の脳細胞で機能をカバーするらしい。すごいね人体。
ちなみに一般病棟に移った時点で右手の機能に回復の兆しが見えていた。100点満点中の30点くらいだろうか。少なくとも魂はしっかりと入っている。ただ右足については依然0点。15kgほどの重りがくっついている感覚である。
動かない身体を助けていただくために、看護師さんが24時間体制で勤務してくれている。心から感謝である。皆さん非常に明るくフランクなので精神的に励みになる。
隣の病室に居ると思われる、3分に1回トイレに行きたがるおじいにも毎回明るく対応されており、自分には真似できないと頭がさがる。
ただぁ! シビンを微妙に手が届かない位置に置くのはやめてほしい。
空容器を取るときと利用後に回収いただくときの2回お呼びする必要がでてきて、看護師さんも手間だと思うのだが、、、
バラエティ豊かな闘病仲間
メガネをかけていないため正確な名称が不明だが「脳神経内科」的な病棟である。
病室は4人部屋。隣のベッドは「歯ぎしりオジ」、向かいのベッドは「独り言多めジイ」だ。仲良くやっていきたい。
ベッド間はカーテンのパーティションで区切られているためお互いの姿は見えないが、距離は近いので気配や声はよく聞こえる。平安貴族のような環境である。
次回、「動け! リハビリに願いを込めて!」ぜってえ読んでくれよな!