セキュリティ重視の時代。
弊社のITセキュリティ対策も年々厳重になってきている。以下が社用PCを立ち上げてメールを確認するまでの手順である。
(1)BitLocker:Windowsの標準搭載機能で、ハードディスクやUSBメモリなどのドライブを暗号化してデータを保護するセキュリティ機能
(暗号化は大事ですね・・)
(2)windowsのログイン ID pass
(これは仕方ないです・・)
(3)ネットワーク監視アプリ「ワールドディフェンスプロフェッショナル(みたいなやつ)」 (これを介さないとネットにつながらない)
⇒接続しようとすると社用スマホに通知が来る。
「今接続しようとしているのはあなたですか?」
「ワシや!(怒りのボタン押下)」
(4)なんかしらんけどメルアドID、パスワード入力(3か月に一度強制変更)
「何べんIDパスワード入れさすねん!!!(怒りの入力)」
これで10分近く浪費させられる
さらにメーラーに入った後も気は抜けない。
(5)スパムメール自動排除システム「プロテクトゴッツ(みたいなやつ)」
大量に来るスパムメールを自動的に受信箱から移動してくれるのはありがたいのだが、先日取引先のメールが勝手にプロテクトされ、ひと悶着あった。
なぜ人と連絡を取ろうとするだけで、こんな面倒な手続きが必要なのか・・・
もやもやする時はプロデュース活動を行おう。聴いてください、
「ID, PASSが多すぎる」
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PCを立ち上げると
BitLockerの青い画面
暗号化された心臓みたいに
今日も鼓動を試される
IDとPASSを叩き込むたびに
自由が遠ざかっていく
ただメールを見たいだけなのに
なぜこんなにも遠い
10分かかる朝の儀式
怒りのボタン押し砕け
メールひとつ開くだけで
心まで暗号化されてく
スマホに響く通知音
「あなたはあなたですか?」
疑われ続ける存在なら
俺は誰を信じればいい?
3か月ごとに変わるパスワード
過去の自分を否定され
指先に残る苛立ちと
乾いた笑いが滲んでる
10分かかる朝の儀式
怒りのボタン押し砕け
人と繋がるための道が
鎖みたいに絡みついてく
スパムと一緒に弾かれた
取引先からの祈りのメール
守るために失っていく
そんな未来は望んでない
10分かかる朝の儀式
怒りのボタン押し砕け
暗号化された心の奥で
まだ消えない炎がある
「あなたはあなたですか?」
「ワシやーーー!!!」